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雨と中止

ドローンショーは雨や風で中止になる?

ドローンショーは花火より天候に左右されます。風速5m/sが国の基準の境目で、雨の日も中止になることが多く、花火大会は開かれてもドローンだけ中止ということもあります。

掲載している日時・会場は、主催者・運航会社の公式発表をもとに確認した時点の情報です。ドローンショーは風や雨で当日に中止・時間変更になることがあります。お出かけの前に、各ページの出典(公式発表)で最新情報を確認してください。

何がどうなると中止になるのか(早見表)

条件目安誰が決めているか
風風速5m/s以上で飛行不可(飛行速度と風速の和が7m/s以上でも不可)国土交通省の審査基準。許可の条件なので会社の裁量では動かせない
雨雨天時は中止。広研は予報1mmを目安に挙げている運航会社の基準。小雨で実施するかは主催者と運航会社の判断
気温−10℃以下協和産業・広研が公表
荒天・警報台風・大雨特別警報などはイベントごと中止・順延主催者

「風はだめ、雨は平気」ではありません。雨も中止の条件に入っています。機体には撥水加工や防水性能があり小雨に耐えるものもありますが、機体が耐えられることと、その日に飛ばしてよいことは別です。

判断は①国の基準(風速5m/s)→②運航会社の中止条件(雨・気温)→③当日の実測と主催者の判断の順に効いてきます。①は許可の条件なので、どの会社でも共通です。

国の基準は「風速5m/s以上は飛ばさない」

観客のいる催し場所の上空を飛ぶ場合、国土交通省の審査要領は風速5m/s以上のときは飛行しないこと、また飛行速度と風速の和が7m/s以上になるときも飛行しないことを求めています。運航会社が公表している中止の目安も、この基準にそろっています。

風速5m/sは、地上で「木の葉や小枝が絶えず動く」程度です。ショーを行う高さ(30〜150m)では地上より風が強くなるため、地上で弱く感じても上空で基準を超えることがあります。2023年のオーストラリア・メルボルンでは、離陸直後に機体の制限(8m/s)を超える風に遭い、500機のうち427機が水中に失われました。

運航会社が公表している中止の条件

会社雨風気温
協和産業雨天時5m/sを超える強風時−10度以下
広研雨天時(予報1mm)5m/sを超える強風時−10℃以下

協和産業は、経験のあるパイロットが当日でも中止を判断する場合があるとしています。ドローンショー・ジャパンは、実際のショーでは10分間の平均風速と最大瞬間風速を測って実施できるかを検討すると説明しています。

機体の性能と、実際に飛ばす基準は別

機体そのものは、もう少し強い風や雨に耐えられるように作られています。ドローンショー・ジャパンのDSJ MODEL-Xは耐風速10m/s、主要部品に撥水加工をして雨量2mm未満を想定。レッドクリフが2026年9月に発表したEMO MINI-JPは最大耐風性能レベル5(8.0〜10.7m/s)、防塵防水IP53で、小雨や寒い環境でも安定して運用できるとしています。

それでも観客の上空を飛ぶショーでは、国の基準(風速5m/s)が優先されます。海外では、上空の風が機体の制限を超えて500機中427機が水中に失われた事故も起きています(2023年・メルボルン)。

花火は実施でも、ドローンだけ中止になることがある

2026年に実際にあった例です。

レッドクリフの開催情報では、当日の天候によってはドローンショーを中止して翌日に延期すると案内しているショーもあります。花火大会と組み合わせたショーは、花火とドローンで判断が別になることがある、と考えておくと安心です。

中止はいつ、どこで分かるのか

判断のタイミングはショーによって違います。ダスキンのデジタルスペースショーは、天候による中止を本番の6時間前に判断すると公表しています。一方で協和産業は、当日の直前にパイロットが中止を判断することもあるとしています。

告知は、主催者の公式サイトと公式SNSに出るのが一般的です。横浜DeNAベイスターズは、当日の開催可否を公式SNSと公式サイトで知らせると案内していました。当サイトの各ショーのページには、確認に使った公式発表へのリンクを載せています。

出かける前のチェック

  1. 予報の風速 … 開始時刻前後の風速が5m/sに近いかどうか。地上より上空のほうが風は強くなります
  2. 雨の予報 … 広研は予報1mmを中止の目安に挙げています
  3. 公式発表 … 開始の数時間前から直前まで、主催者の公式サイト・SNSを確認
  4. 予備日 … 予備日があるショーは、中止ではなく翌日に順延されることがあります

これからのショーは 開催予定の一覧、今日のショーは 今日のドローンショー で確認できます。

よくある質問

風はだめで雨は大丈夫、ではないのですか?

違います。風は国の審査基準で風速5m/s以上は飛行できず、雨は運航会社が中止の条件に挙げています(広研は予報1mmが目安)。機体に撥水加工や防水性能があっても、その日に飛ばすかは別の判断です。

ドローンショーは小雨でも開催されますか?

ショーによります。協和産業や広研は雨天時を中止の条件に挙げており、広研は予報1mmを目安にしています。小雨でも運用できる機体はありますが、実施するかは主催者と運航会社の判断です。

風速何メートルでドローンショーは中止になりますか?

観客のいる催し場所の上空を飛ぶ場合、国の審査基準は風速5m/s以上で飛行しないことです。運航会社も5m/sを超える強風を中止の条件に挙げています。

花火大会は開催でもドローンショーだけ中止になりますか?

あります。2026年は四日市花火大会で豪雨によりドローンショーが中止になり、びわ湖大花火大会でも風の影響でいったん中止とされました。

出典

確認日: 2026年9月12日

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